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小嶋 基次先生の「おもしろ健康学」NO13 2016/06/01

頭の健康 4


日本人の勤務時間が長いのは、会議の時間が長いのも一因ですね。
会議をうまくやれば勤務時間の短縮にもつながるのです。

会議が始まってからアイデアを出していては遅いのです。
良いアイデア、画期的な考えを期待するのなら、いろいろな要素から考えて風呂、
トイレ、べッドの中にひらめきがあるのです。

ふっと浮かんだ考えが素晴らしいのでメモをとりたいのですが、
あいにくとその場所にはメモ帳が無いことが多いものです。

その場所でメモした考えをストックしておけば会議の時間の無駄を省くことが
できるものです。

次に小脳の働きですが、小脳は大脳と異なりましてここで記憶したことは
生涯忘れないのです。

小脳で記憶するのは音楽と運動です。五感を使って記憶したものは強い意識
として残りメロディーや運動は一生の財産になるようです。

B ・G ・M を聴きながら勉強したり、体を実際使って覚えさせたりするということ、
つまり小脳をどんどん利用することですね。

次に間脳ですが、これは心の脳と言わわれて喜怒哀楽をつかさどっています。
教育は心ということから考えますとこれは教育の脳といっても過言ではないのです。

私は以前、女性のチームを指導したのですが、この間脳を刺激することによって
やる気を引き出し、目的の成績を収めることができました。

打算的で契約的な域を出て、それ以上の力の発揮を期待するときに、間脳を刺激して
感情的にした方がよいのです。

大脳はいくらでも頭に入ってきますけれど、どんどん忘れていく特性を持っています。
嫌なことや不愉快な思い出は早く忘れていった方がよい場合があるからです。

大脳で考え間脳で心を込め小脳で記憶するとのいうのが理想的です。
頭の健康について進めてきましたが、脚を使い指を使い言葉を使い、
正しい姿勢で胸を張って歩くのです。

ときには後方に歩いてみる。そしてときには素早く人込みをぬって歩いてみる。
これらは全て脳の活性化に有効な手段です。是非実行していただきたい方法です。

続く

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